ティソについて

ティソの基本情報

ティソのブランドメモ（歴史、エピソード、評価など）

「世界でもっともポピュラーなスイス時計」 の1つといわれるブランド。先見性と革新性を持ったカジュアルな名門ブランド。価格はリーズナブル。

1853年、スイス時計産業の中心地ル・ロックルで、時計職人シャルル・フェリシアン・ティソと息子のシャルル・エミルによって設立。

息子シャルル・エミルは12歳の頃から父の下や各地で修行を積み、その後アメリカへ。技術に磨きながら外国市場でのマーケティングのノウハウを身につけ帰国。親子でティソを創業する。

最初に製造された時計は、まずアメリカで販売。さらにロシアでも販売を開始し、帝政ロシア時代の貴族たちにも愛用されたという。例えば『バナナウオッチ』は、20世紀初頭に帝政ロシア・ロマノフ王朝の宮廷貴婦人に望まれて製作された時計。

1915年、機械化生産方式を導入。一躍近代的な時計メーカーへと成長を遂げる。

1930年 世界初の耐磁時計の開発。

1953年 ワールドタイマー機構を備えた「ナビゲーター」発表。

1958年、画期的な単一ムーブメント方式を採用。多様化していたムーブメントを標準化することで、生産ラインの単純化、生産効率の向上、コストの低減、品質の安定化を実現。

1969年 初めてケースにプラスチックを採用した「シデラル」発表。

1971年 「アストロロン」を発売。スプリングを除くすべてが射出成形のプラスティックで作られた時計。

1980年 「PR100」発表。1984年のロサンゼルスオリンピックではオーストリア・ドイツ・スイスの各ナショナルチームの公式腕時計に採用される。

2000年 世界初のタッチセンサー式マルチファンクションウォッチ「Tタッチ」をバーゼルフェアで発表。

現在は、同族経営から時計製造グループ「スウォッチグループ」の傘下に収まっている。

ティソの主なコレクション（シリーズまたはタイムピース）

ティソの参考ページ

参考本、文献など

参考本、文献などのページ

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