アントワーヌ・プレジウソについて
このページでは、『Antoine Preziuso(アントワーヌ・プレジウソ)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
アントワーヌ・プレジウソの基本情報
創業年 | 1993年 |
---|---|
創業者 | アントワーヌ・プレジウソ |
創業地 | スイス ジュネーブ |
現在地 | スイス ジュネーブ |
公式サイト | http://www.antoine-preziuso.com/ |
アントワーヌ・プレジウソのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
アントワーヌ・プレジウソは1957年ジュネーヴ生まれ。時計ケース作りを営む家庭に育ったプレジウソは、7歳にして早くも機械式時計の組み立てに成功。その後スイスで最も権威のある時計学校を首席で卒業したという伝説的な人物。
卒業後はパテック フィリップ社に入り、アンティーク時計の修理技術を磨く。その後、時計専門のオークショニアとして知られるアンティコルム社を経て、1993年から「独立時計師」としての道を歩き始める。
記念すべき第1号モデルは、優美な丸型時計のSIENA(シエナ)。その後も、複雑かつエロティックなオートマタ、トゥールビヨンなど、創造性豊かな複雑時計作りで名声を高めていく。
現在ではミニッツリピーターやトゥールヴィヨン、永久カレンダーなど、超複雑ムーブメント・複雑機構を持った時計機械を製作できる数少ない時計師の一人として活躍。「20世紀最後の若きカビノチェ」として高い評価を得ている。2005年には、3つのテンプルが共振しながら回転する「3トゥールビヨン」を発表し、時計マニアを驚かせた。
すべての製品は、ジュネーブ郊外の彼自身の工房で手作業で仕上げられる。ジュネーブクォリティ(ジュネーブシール)を満たす基本に忠実な作りでありながら、そのデザインには独創性があるといわれる。
また、いくつかの高級時計メーカーにもムーブメントを提供。
大企業に属さず、自らの工房で手作りする独立系時計師の集団「アカデミー」(AHCI=Acadèmie Horlogère des Crèateurs Indèpendants「独立時計師協会」の通称)の一員。