ロジェ・デュブイについて
このページでは、『Roger Dubuis(ロジェ・デュブイ)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
ロジェ・デュブイの基本情報
創業年 | 1995年 |
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創業者 | ロジェ・デュブイ |
創業地 | スイス ジュネーブ |
現在地 | スイス ジュネーブ |
公式サイト | http://www.rogerdubuis.com/ |
ロジェ・デュブイのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
「真のジュネーブの伝統にのっとった時計作り」を標榜し、1995年に設立されたブランド。その実力は、すべてのモデルのムーブメントにジュネーブシール(ジュネーブ州が認定する最高級の品質を備えた時計のみに与えられるもの)が刻印されているほど。
大胆なデザイン、超大型のケース、ツインストラップなど非常に個性の強い時計。
多品種少量生産が特徴。初期の作品は最大28本世界限定販売。当然コレクターアイテム化し、入手困難。アクアマーレ、イージーダイバーなどの近年の作品は888本と、ユーザーのシェア拡大を図っている。
時計師のロジェ・デュブイは15歳でジュネーブ時計学校に入学。19歳で優秀な成績で卒業、すぐにロンジンに迎えられる。そこでさらに技術を研鑽し、22歳でパテック・フィリップ社の機械式複雑時計部門の技術責任者として就任。その後36歳から母校の教授として後進の育成に当たる。
1980年、時計師として独立。当初はコレクションアイテムのアンティーク複雑時計の修理・復元を手がける。その後、すぐに多くの老舗ブランドからコンプリケーション・ウォッチ用のムーブメント製作の依頼が舞い込むようになる。
1995年、経営パートナーでありデザイナーでもあるカルロス・ディアスとともに、57歳にして自らの名を冠したブランドを立ち上げる。
1996年、最初のコレクション「シンパシー」発表。ラウンドとスクエアを重ね合わせ、緩やかな曲線で結びつけたロジェ・デュブイ独自のケースデザイン。2つの異なる型が互いに共鳴することでさらに美しいシェイプが生まれることから“シンパシー”とネーミングされた。同年、「オマージュ」発表。1930年代に製作された最初期の機械式腕時計への憧憬をラウンドケースデザインに集約し、ロジェ・デュブイの中でクラシックなテイストを備えたコレクション。
2000年、「トゥーマッチ」発表。全く新しいデザインのコレクション。横長のケース・デザインに二つに分割されたストラップを組み合わせた、ユニークなスタイル。ベゼルにダイヤモンドをあしらったモデル、女性向けを含む3つのサイズも用意。シンプルな手巻きムーブメント搭載。
1999年、SIHH(国際高級時計展。通称ジュネーブサロン)に正式に参加。レクタンギュラー・シェイプの「マッチモア」発表。1920年代の最初期の腕時計デザインからヒントを得たというモデル。
2002年、「ゴールデンスクエア」発表。
2003年、「フォローミー」発表。ロジェ・デュブイ6番目のコレクション。クロス(十字架)のモチーフをケースのシェイプに採用した極めてユニークかつ、強烈なアイデンティティを備えたモデル。
2004年、「シンパシーSY40」およびケース&フェイスをリニューアルした「オマージュHO40」発表。また新しいコレクションラインとして「スポーツアクティビティウォッチ(S.A.W)」発表。その最大の特徴は、同ブランド初となるSS(ステンレススティール)ケースの採用およびダイバーズウォッチに匹敵する300m防水性能。
2005年、「エクスカリバー」発表。ダブルトゥールビヨン(Cal.RD01)およびフライング・トゥールビヨン,ミニッツリピーター(Cal.RD08)という2種類の超複雑モデル。