ロレックスについて
このページでは、『ROLEX(ロレックス)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
ロレックスの基本情報
創業年 | 1905年 |
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創業者 | ハンス・ウィルスドルフ |
創業地 | イギリス ロンドン |
現在地 | スイス ジュネーブ |
公式サイト | http://www.rolex.com/ |
ロレックスのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
時計界のトップに君臨する人気ナンバーワンブランド。すべてのモデルの完成度が高い。中古・アンティーク市場でも値段が落ちない。人気が高すぎることが欠点といわれるほどのブランド。
ちなみに綴りはROLEXなので念のため(ROREXではない)。
創業者ハンス・ウィルスドルフはドイツ・バイエルン州生まれ。スイスで時計販売の有能なセールスマンとして活躍。その後、ロンドンで自らの時計会社を設立することを決意。そのロンドンで開業したのが「ウィルス&デイビス社」。これがロレックスの前身。
ロレックスの三大発明として『オイスターケース』(世界最初の完全防水ケース)、『パーペチュアル』(全回転方式ローターを搭載した自動巻き上げムーヴメント)、『デイトジャスト』(日付が12時ジャストに変わる機構)が有名。
1905年、イギリス・ロンドンに「ウィルスドルフ&デイビス社」設立。
1907年、本格的な時計製造に着手するため、スイスのラ・ショー・ド・フォンに事務所を開設。
1908年、ウィルスドルフが商標名ROLEXを考案し、自社ブランド「ロレックス(ROLEX)」が誕生。
1910年、腕時計では初のクロノメーター公認を取得。
1926年、「オイスター・ケース」開発。金属塊を削りだした堅牢なケースに、スクリュー式の裏蓋とリューズを組み合わせたという画期的なケース。これにより、初めて時計の完全防水が実現。
1927年、ロンドンの女性速記者メルセデス・グライツが、ロレックス・オイスターをはめたままドーバー海峡横断遠泳に成功。防水性能が証明される。
1920年代末、秒針ダイヤルを独立させたドクター・ウォッチ「プリンス」を発表。同時に、自動巻き機構の開発にも同社は着手。
1931年、独自のメカニズムを持つ自動巻き「パーペチュアル」を発表。当時の自動巻きのローターは半回転巻き上げ式が標準だったのに対し、「パーペチュアル」は、より効率的な360度回転する全回転方式。
1935年、「パーペチュアル」を腕にしたサー・マルコム・キャンベルの自動車「ブルーバード」号が時速300マイルの壁を突破
1945年、0時を境に瞬時に日付表示が変わる「デイトジャスト」を開発。
1953年、世界最高峰エベレストに挑戦した「ロレックス・オイスター・パーペチュアル」装備のイギリス隊が初登頂に成功。5月19日午前11時30分、ニュージーランド人のエドムンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイが地表の最高点を制し、極限の過酷な状況におけるロレックスの性能に対する評価が高まることとなる。同年、探検隊用モデルといえる「エクスプローラー」と、ダイバーズウォッチの名品「サブマリーナー」発売。
1954年、「GMTマスター」発売。
1955年、東京・丸の内にロレックス・サービス開設。
1956年、「デイ・デイト」発売。
1960年、深海観測用潜水艦トリエステ号の外側に特別製の「ロレックス・オイスター」が取り付けられ、1万908メートルの潜水を記録。
1961年、「コスモグラフ・デイトナ」発売。
1971年、「オイスター・パーペチュアル・シードゥエラー2000」発売。610メートルまでの防水を保証、深海作業時のエア・コンディションを想定したヘリウムガス排出バルブを装備していた。
1973年、トム・シェパード率いるサハラ踏査隊に「ロレックス・オイスター・GMTマスター」が携行される
1975年、トム・シェパードの探検隊が、サハラ最大の難所エンプティ・クォーターを経由してのサハラ砂漠横断に初めて成功。同年、「オイスター・パーペチュアル・シードゥエラー2000」を標準装備するフランスの潜水会社COMEXのダイバー6人が、潜水1070フィートの世界記録を樹立。
1978年、「オイスター・クォーツ」発売
1980年、「シードゥエラー4000」発売。1220メートルまでの防水を保証。
1983年、「GMTマスターII」発売。
1988年、「オイスター・パーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」発売。
1992年、「オイスター・パーペチュアル・デイト・ヨットマスター」発売。デイトナ・スピードウェイでロレックス24時間耐久レース開催。
2000年、「デイトナ」が自社開発ムーブメントを搭載してリニューアル。
2005年、創業100周年を迎える。1920年代に発表された「プリンス」の復刻版やオリジナル誕生から50周年を迎えた「GMTマスター」のグリーン文字盤など、新作をリリース。