タグ・ホイヤーについて
このページでは、『TAG Heuer(タグ・ホイヤー)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
タグ・ホイヤーの基本情報
創業年 | 1860年 |
---|---|
創業者 | エドワード・ホイヤー |
創業地 | スイス サンティミエ |
現在地 | スイス マラン |
公式サイト | http://www.tagheuer.com/ |
タグ・ホイヤーのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
世界の一流選手が愛用する、スイス屈指のスポーツウォッチブランド。
常にスポーツ計時の分野に関わってきたブランドで、モータースポーツと密接な関係があることでも有名。モータースポーツ・ウォッチの代表的ブランドともいえる。
前身のホイヤー社は1970年代のクォーツショックにより経営危機に陥ったが、1985年、F1マクラーレン・チームのオーナーでもあったタグ・グループの投資により、タグ・ホイヤーとして復活。
スポーツの世界大会をバックアップする時計メーカーの先駆け。故アイルトン・セナへのスポンサードで知名度が高まる。現在、各種スポーツ競技をサポートするブランドとして知られている。
1860年、弱冠20歳のエドワード・ホイヤーが、スイスのサンティミエで創業。
1868年、リューズ巻きポケット・ウォッチの開発特許を取得。
1889年、パリ万博に出品したスプリットセコンド・ポケットクロノグラフで銀メダルを受賞。
1916年、1000分の1秒まで計測可能という、当時としては画期的なクロノグラフを開発。
1920年、アントワープ大会からパリ、アムステルダムと3度連続でオリンピックの公式計時に採用される。
1965年、世界初の1000分の1秒まで計測可能な電子式クロノグラフを開発。
1911年、航空機・自動車用のダッシュボード・クロノグラフを開発。
1930年、「Monza(モンツァ)」発表。
1933年、航空機・自動車用の最初のダッシュボード用計器「Autavia(オータビア)」制作。
1958年、ラリー用ダッシュボード・クロックの名作「ラリーマスター」を発表。
1960年、スポーツカー用のダッシュボード・クロノグラフ「Super Autavia(スーパー・オータビア)」発表。
1964年、クロノグラフ「Carrer(カレラ)」発表。1950年代に開催されたモーターレース「カレラ・パン・アメリカン・メキシコ」に由来。
1969年、ブライトリング、ビューレン(現ハミルトン)と共同で、世界初の自動巻きクロノグラフ・ムーブメント「クロノマチック」を開発(ゼニスのエル・プリメロよりも6ヶ月早い)。同年に発表された角型モデルの「モナコ」に搭載。名優スティーブ・マックイーンはこのモデルを公私ともに愛用し、1970年、自動車レースにささげられた映画「栄光のルマン」の撮影中にも愛用。また当時の多くの名F1ドライバーもホイヤー・クロノグラフを好んだという。
1970年代、F1フェラーリ・チームの公式計時を担当し、F1公式計時をしのぐ高精度の電子計時システムを開発。
1982年、「Aquaracer(アクアレーサー)」発表。あらゆるマリンスポーツに求められる精密さをめざして設計されたスポーツ・ウォッチ。
1985年、F1マクラーレン・チームのオーナーでもあったタグ・グループの投資により、タグ・ホイヤーとなる。
1987年、「S/el(スポーツ・エレガンス)」発表。特有のS字型のリンクによるブレスレットを特徴とした独自のデザインで人気を得る。
1992年から、F1公式計時を担当。
1997年、「Kirium(キリウム)」発表。技術とデザインの結合により、フォルムと機能の融合を体験したシリーズ。
1999年、「Link(リンク)」発表。
2003年、タイガー・ウッズと提携した「リンク」の新コレクションを発表。
2004年、ウォーター・スポーツ・ウォッチ「2000 Aquaracer(アクアレーサー)」発表。ドレスアップした時にもダイビングの時にも着用可能な、ハイテクとデザインを重視したモデル。