パルミジャーニ・フルーリエについて
このページでは、『Parmigiani Fleurier(パルミジャーニ・フルーリエ)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
パルミジャーニ・フルーリエの基本情報
創業年 | 1995年 |
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創業者 | ミシェル・パルミジャーニ |
創業地 | スイス フルーリエ |
現在地 | スイス フルーリエ |
公式サイト | http://www.parmigiani.com/ |
パルミジャーニ・フルーリエのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
1996年に誕生した新しいブランド。パルミジャーニ・フルーリエという名前の由来は、社長の名前「ミッシェル・パルミジャーニ」と本社を置く町「フルーリエ」を組み合わせたもの。
ミシェル・パルミジャーニは時計職人を目指して、ラ・ショー・ド・フォンの上級時計学校やル・ロックルの時計学校で学び、20歳にして上級時計資格を取得。
1975年、アンティーク時計を専門に修復する会社を起業。1829年製のブレゲ同調時計の修復により、一躍、時計業界にその名を広める。完成までに1600時間以上の時間をかけ、見事修復を果たしたという。
1980年代後半、スイスの時計技術を駆使した高級ムーブメントや複雑時計の製作。同時期、7つのニューメカニズムと3つのムーブメントを開発、高い評価を得る。1995年、オリジナルブランド「パルミジャーニ・フルーリエ」を本格的に立ち上げる。
パルミジャーニの時計は、熟練した時計師が最初から最後まで全てを担当し、完成させるという方式。凝った細工の段付きベゼル、ギョーシェ加工を施したダイヤル、槍型の針を採用するなど、一目でパルミジャーニ・フルーリエとわかる特徴を持っている。
他社と大きく違うのは、歴史的時計の修復および再生部門も持っているという点。パルミジャーニ自身、神の手を持つ時計師と言われるほど時計の修復、再生に関して天才的な才能を持ち、パルミジャーニ本人を含む4人の修復士が日々、芸術時計の修復に励んでいるという。
2001年には、新たな検定規格「カリテ・フルリエ(QUALITE FLEURIER)」を制定。精度と耐久性に加え、ムーブメントの審美性も検査の対象とした規格で、そのすべてに合格したモデルだけに、カリテ フルリエの認証マークが文字盤やムーブメントに記される。