パテック・フィリップについて
Patek Philippe(パテック・フィリップ)は、世界最高峰の時計ブランドといわれています。「スイス三大時計メーカー(パテック・フィリップ、バセロン・コンスタンチン、オーデマ・ピゲ)」の中でも頭一つ上の存在。常にスイスの時計業界をリードしてきたトップクラスのブランドです。
このページでは、そんな『パテック・フィリップ』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
パテック・フィリップの基本情報
創業年 | 1839年 |
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創業者 | アントワーヌ・ド・パテック |
創業地 | スイス ジュネーブ |
現在地 | スイス ジュネーブ |
公式サイト | http://www.patek.com/ |
パテック・フィリップのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
パテック・フィリップは世界最高峰の時計ブランドといわれています。「スイス三大時計メーカー(パテック・フィリップ、バセロン・コンスタンチン、オーデマ・ピゲ)」の中でも頭一つ上の存在。常にスイスの時計業界をリードしてきたトップクラスのブランドです。
ジュネーブ時計の品質を保証する刻印「ポワソン・ド・ジュネーブ(ジュネーブシール)」認定の95パーセント以上が同社の製品とか。
過去のパテック・フィリップの愛用者には、ヴィクトリア女王、ワグナー、トルストイなど、多くの王侯貴族や著名人が存在しています。
パテック・フィリップは「個人が購入できる最高の時計」「マニアが最後にいきつく到達点」ともいわれています。
パテック・フィリップの画期的な発明としては「リューズ巻き時計」、「ジャイロマックステンプ」、「永久カレンダー」などが挙げられます。
パテック・フィリップのラインナップは「カラトラバ」を代表として、「コンプリケーション」まで数多くあります。
パテック・フィリップはアンティーク・マーケットでも人気は高く、年代を問わず多くのファンが多くいます。
1839年、時計工業の中心地ジュネーブに設立された「パテック・チャペック社」という小さな会社がパテック・フィリップの起源です。創業者アントワーヌ・ド・パテックは、ポーランドからの亡命貴族。フランソワ・チャペックという時計師との出会いから、二人の名を冠した会社の設立に至ります。
1844年、パリ博覧会で発表された画期的な製品「リューズ巻き方式の薄型ポケット・ウォッチ」を開発した時計職人ジャン・アドリアン・フィリップを、契約が切れたチャペックの後任に迎えます。
1846年、初の独立分針を、そしてその2年後にはフリーゼンマイを開発。
1851年、「パテック・フィリップ社」と改称。同年に開催されたロンドン大博覧会では金メダルを受賞。それにより、多くの王侯貴族が愛用者となります。
20世紀に入ると生産の中心は腕時計へと移り、スイスでも希有な手作りのマニュファクチュール(ムーブメントや部品、外側部分まで、すべて手作りで行うメーカー)として、パテック・フィリップは現在もスイス時計業界のトップクラスのブランドとして君臨しています。