オリスについて
このページでは、『ORIS(オリス)』の基本情報、主なコレクション、ブランドメモおよび参考ページを紹介しています。
オリスの基本情報
創業年 | 1904年 |
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創業者 | ポール・カッティン、ジョルジュ・クリスチャン |
創業地 | スイス ヘルシュタイン |
現在地 | スイス ヘルシュタイン |
公式サイト | http://www.oris.ch/ |
オリスのブランドメモ(歴史、エピソード、評価など)
スイスの老舗ブランドのひとつ。
10~20万円前後の価格帯をメインとして「若い人が最初に購入する機械式腕時計」というイメージ。
オリスの魅力は、廉価で入手できること。価格帯と製品の質というマーケティングに優れたブランド。
オリスの定番は「ビッグクラウン」シリーズ。航空時計をモデルにした、大きなリュウズとクラシックなデザインが、ビッグクラウンの特徴となっている。
1904年、ポール・カッティンとジョルジュ・クリスチャンが、スイス・バーゼル地方に流れるオリス川のほとりに、時計工場を設立。
当時、腕時計は女性が身に付ける装飾品(ブレスレットアクセサリー)という概念が強かった。そして懐中時計の発展型としてその後に普及する男性用はようやく出始めた頃。これに注目し、いちはやく腕時計専門工場を立ち上げ、製造を開始したメーカーのひとつがオリス。ただし、軌道に乗るのは、腕時計が懐中時計に取って代わる1930年代頃だったという。
1938年、「ポインターデイト」を発表。ダイヤルの外縁に日付を備え、専用のカレンダー指針で読みとるという独自の機構で人気となり、現在でも生産は続けられているモデル。
1941年、「ビッグクラウン」を開発。パイロットが厚手のグローブをしたままでも操作可能な腕時計。文字通り、特大のリューズに、独特の刻みの入ったトップリングとバッククリスタルという特徴的なデザイン。第二次世界大戦でアメリカ空軍に採用された。現在でも「BC3」に代表されるビッグクラウンコレクションに引き継がれ、また近年では女性にも好評を博しているという。
近年ではレーシー感覚満載のスポーツ系シリーズ「TT1」(2001年)や、クラシック系とスポーツ系の間に位置するアートリエ(2003年)などが新たに立ち上げられた。